データ活用に重要な3つのこと

皆さんの今年一年のデータ活用はどんな感じでしたか?

データ活用に向けた大きな一歩を歩み出せたでしょうか?

データ活用って、言うのは簡単なんですが、やるとなるとかなり大変です。

今回はそんなデータ活用に大切な3つのことを紹介します。これを抑えればデータ活用のハードルはグンと下がります。

アクションを設計する

データ活用は手段です。大切なのはデータを見たときにどのようなアクションを起こすかです。データを見ても「ふーん」で終わってしまうのであればデータを活用していることにはなりません。

アクションを起こすことを前提に考えると、「どのデータを」「どのように見て」「何に気づき」「どういうアクション」を起こすのかを設計する必要があります。

例えば、売上の予算とフェーズごとの状況を以下のように表現します。

これを見ると、交渉フェーズと提案フェーズの50%を獲得できれば予算を達成できる事が分かります。交渉フェーズを確実に獲得するためにどうするか、提案フェーズのうち予算達成に重要な商談は何か、その商談を次のフェーズに進めるにはどうしたらいいかを考えて行動する必要があります。

これを、部長、課長、社員ごとに把握できるようにしておくと、それぞれのポジションで、考えアクションにつなげることができます。

データ活用を前提にした入力にする

データを活用するために必要なのはデータです。データは人がシステムに登録することで蓄積されていきます。

ここで大切なのは、データ活用を前提にした入力にする、つまり、データ活用に必要なデータのみを登録するようにすることです。

例えば、前述しました商談の状況を把握するために必要なデータは以下のようになります。

  • 商談を部、課、社員で集計できるようにする
  • クローズ、交渉、提案、ニーズ分析のフェーズを準備する
  • 予定時期と売上を準備し、どのフェーズで入力するかを決める

これで、部長、課長、社員にとって意味あるデータをいつでも確認することができます。この状況が作り出せると、社員にとってもデータを登録することにメリットが生まれますので、システムの定着化も進みます。

データ活用の仕組みを簡略化する

最後のポイントは、データ活用の仕組みをできるだけ簡略化することです。データの集計、表示の仕組みは自動化していることが理想です。

人手を掛けないと集計できないと言ったように、手間がかかるとタイムリーに状況を把握できない、スケールすればするほどコストがかかると言うことになります。

特にタイムリーに状況を把握できない状況になると、データを登録するメリットを感じられず、データの蓄積にも悪影響を及ぼします。

データを登録する(蓄積する)→タイムリーに状況を把握する→必要なアクションが起こせる→さらにデータを登録するというサイクルがうまく回っていくと、会社の業績が上がり、経営者も社員もハッピーになるのではないでしょうか?